Googleウェブマスター向けガイドラインって読んだことはありますか?
と自分とは関係ないガイドラインじゃないかいかと思っていたり
もしガイドラインを見たことがあっても
と思って読んだことがない人が多いと思います。
わたしはブログもアフィリエイトもしますが、正直しっかりと読んだことがありませんでした。今回、ウェブマスターガイドラインを翻訳するにあたって英語版と日本語版をしっかりと読みました。
その結果・・・
これブロガーとアフィリエイターが絶対読まなきゃ損するやつやん!!!
と確信しました。
どうしてかというと、もし自分のサイトがこのガイドライン違反をしていたら突然自分のサイトが検索ランキングから圏外に飛んでしまうことも十分考えられます。
ウェブマスター向けガイドラインをブロガー・アフィリエイターに必要な部分を中心にを抜粋して分かりやすくしてみたのでぜひ参考にしてみてくださいね。
抜粋じゃなくて全文見たい!という人は以下をどうぞ。
Googleウェブマスター向けガイドライン(日本語)https://support.google.com/webmasters/answer/35769?hl=ja
目次
Googleウェブマスター向けガイドライン講座
はじめにGoogleのガイドラインがどれくらい重要なのか公式ページから抜粋して見ていきましょう。
日本語ではあくまで「目を通されますようお願い致します」という丁寧な言い回しなので「一応、読んでおけばいいな」くらいに思ってしまいますよね。
でも英語版を見てみるとガイドラインに対する姿勢が全く違っています。
分かりやすく訳してみると
サイト作成者のための品質ガイドラインには最上級に注意してサイト作成してください。
言い過ぎのように思えますが、英語版ガイドラインを読むとGoogleがこんなニュアンスで品質に関するガイドラインが重要だと言っています。
では英語版Googleウェブマスター向けガイドラインをブロガー・アフィリエイター向けに抜粋して翻訳していきます。
「一般的なガイドライン」講座
- Googleがページを見つけやすいようにする
- Googleがページを理解しやすいようにする
- 訪問者がページを使いやすいようにする
Googleの検索のために「見つけやすい」「理解しやすい」ページを作るようにすることと、サイトの訪問者(ユーザー)のためになるような「使いやすい」ページを作るようにすることが示されています。
では一般的なガイドラインに沿ったページ作りをするためにはどうしたらいいのか見ていきましょう。
Googleがページを見つけやすいようにする
Googleに自分のサイトのページを見つけてもらうにはどうしたらいいのでしょうか?
ここで「ページを見つけやすいようにする方法」と「サイトを見つけやすいようにする方法」をガイドラインから抜粋して見ていきます。
- サイト上のすべてのページがリンクを踏めば見ることができること。
参照リンクがテキストやalt属性の画像があって、価値のあるターゲットページへ行くことができること。
クロールできるリンクはhref属性が指定された<a>タグであること。 - サイトの重要なページも含まれているリンク集としてのサイトマップファイルを用意する。
また、サイトマップページやインデックページと呼ばれるサイト訪問者も読むことができるリンク集のページを作ること。 - 1ページの中に含めるリンクは1000以上になってはいけないこと。
ページを見つけやすくするには「リンク」が大切!
サイトやページのリンクが正しくなかったらGoogleが見つけられないのは当たり前ですよね。
サイトの重要なページを含んだ「サイトマップファイル」を用意して、サイト上にも「リンク集のページ(サイトマップページ)」を作成するようにしていきましょう。
※サイトマップとは
サイトマップとは検索エンジンにページの情報を知らせてクロールできるようにするための簡単な方法だ。サイトマップを作ることによって検索エンジンはサイトをよりクロールしやすくなる。
- Googleにページをクロールするよう促す
- ページがサイトに公開されたことをさまざまなサイトに知らせる
- サイトマップファイルをGoogleに送って、サイト上でもサイトマップページを作ること。
作ったサイトマップはGoogle Search Consoleに送ろう!
Googleがサイトを見つけやすいようにするにはサイトマップをGoogleに送ることが書かれていますね。Googleに送る方法は色々ありますがGoogle Search Consoleから送信するのが一番簡単だと思います。
サイトマップやってなかった!という人は今すぐ作成してGoogleに送信してみましょう。
サイトマップの作成と送信(Googleより)
https://support.google.com/webmasters/answer/183668?hl=ja&ref_topic=4581190
Googleがページを理解しやすいようにする
Googleに自分のサイトのページを理解してもらうにはどうしたらいいのでしょうか?
品質に関するガイドラインから抜粋して紹介します。
- 情報を盛り込んで役に立つサイトを作ること。明確で正しいコンテンツを作り記事を書くこと。
- ユーザーがページを検索するときのキーワードを考え、サイトにそのキーワードがきちんと含まれていること。
- <title>タグとalt属性を詳細に正しく記述すること。
- サイト上にに明確なコンセプトのページ階層を作り上げること。
- images, video, と structured dataはGoogleがすすめる方法に従うこと。
- コンテンツ管理システム(WixやWordpressなど)を使うとき、作成したページとリンクが検索エンジンによってクロールできることを確実にすること。
- Google がサイトのコンテンツを理解できるようにCSS や JavaScriptなどがすべてクロールできること。Googlebot がクロールできないページの確認や robots.txtの指示の欠陥を取り除くには、Search Console のブロックされたリソースのレポートと、Fetch as Google ツールおよび robots.txt テスターツールを使用すること。
- サイトの重要なコンテンツをいつも表示すること。
- ページ上の広告リンクが検索エンジンの掲載順位に影響しないようにすること。たとえば、robots.txt や
rel="nofollow"
を使用して、クローラが広告リンクをたどらないようにする。
訪問者がページを使いやすいようにする
- 重要な名前・コンテンツ・リンクは画像ではなくてテキストを使って表示させよう。もし画像をテキストの代わりに使いたいのならば「alt属性」に短い単語でテキストを入れること。
- 全てのリンクがWebページに繋がるようにすること。有効なHTMLを使うこと。
- ページの読み込み時間を最適化すること。GoogleはPageSpeed Insights とWebpagetest.org などを使ってページパフォーマンスをテストすることをすすめている。
- デスクトップ・タブレット・スマートフォンなどのデバイスのタイプやサイズに合わせてデザインすること。 mobile friendly testing tool を使うとスマートフォンでどう表示されるのか知ることができる。
- サイトがChromeやSafariなど様々なブラウザに正しく表示されてること。appears correctly in different browsersで確認することができる。
- サイトをHTTPS化して安全な接続をすることが望ましい。ウェブサイト上でのユーザーとのやりとりを暗号化することができる。
- 視覚障害の人にも優しいページを作ること。
キーワードは「テキスト」、ページの読み込み速度・サイトのサイズ・ブラウザの最適化。サイトのHTTPS化が大切!
サイトへの訪問者が使いやすいためにすることはたくさんありましたね。訪問者が使いやすいということをGoogleも評価してくれるということですね。
「品質に関するガイドライン」講座
ガイドラインを読まなかったために違法サイトと認定されて、自分のサイトが検索ランキングから消えてしまったら・・・と思うと恐ろしいですよね。それでは品質に関するガイドラインを見ていきましょう。
- 訪問者をだますようなことをしない。とにかく訪問者を1番に考えたぺージを作ること。検索に有利なページを作るのが1番ではない。
- 検索エンジンをだますことはしてはいけない。自分がしたことを誰にでも気分良く説明できるかどうか考えたほうがいい。
「このサイトは訪問者の役に立っているのか?Googleが無くなっても同じようにサイトを作るのか?」と自分に問いかけてみよう。 - 自分のサイトはオリジナルで、訪問者にとって価値があり、魅力的なものになっているか考えよう。
同じジャンルの中で自分のサイトがずば抜けて良いサイトであるようにしよう。
基本方針では「訪問者」「検索エンジン」をだますことをしてはいけない、自分のサイトは「オリジナル」「価値がある」「魅力的」なものになっているかが重要でしたね。
たとえば収入を得るために訪問者をだますような記事を作って公開することや記事に含まれていないようなキーワードをタイトルに盛り込んで検索しやすくすることが考えられますね。
Googleに評価してもらうためにはサイトの品質を上げる必要があります。品質を上げるというのはオリジナルで魅力的で価値のあるの記事やコンテンツを作ることです。
品質に関するガイドラインに違反するとペナルティがある
品質に関するガイドラインに違反してしまうとどうなるのか具体的に見ていきましょう。
サイトに違法行為があるとみなされると
- サイトがGoogleにインデックスされなくなる
- アルゴリズムや手動でのスパム対策を受けて検索結果に表示されなくなる
- 一度スパム対策されてペナルティを受けたサイトはGoogleの検索結果に戻ることはほぼない
序文でもはっきりと「ガイドライン違反のサイトをランキングに表示しない」と明記されています。
SEOで集客し収益化を目指すサイトを作成しているならば、Googleのガイドラインに沿って作成する義務があります。予期しないペナルティから自分のサイトを守るためにも品質に関するガイドラインを守っていきましょう。
まとめ:Googleウェブマスター向けガイドライン講座
いかがでしたか?ブログやアフィリトサイトはこのガイドラインを見なくても作ることはできてしまいますが、サイトを運営することはGoogleのSEOに影響しているということです。
この記事だけではなくてGoogleウェブマスター向けガイドラインにも必ず目を通していただきたいです。
Googleにもユーザーにも評価が高いサイト作りができますように!