2019年2月16日、Googleは偽情報の対策について32ページにわたるPDFを公開しました。今回の発表でGoogleの認証を受けた発信者がより評価されることになりそうです。
ここではGoogleの偽情報対策の要点を見ていきます。
『Googleが誤った情報に対してどう対処しているか』30ページにも及ぶホワイトペーパーをリリース。YMYLやEATの重要性、考え方、評価手法など現行のアルゴリズムを理解する上で、重要な要素に触れられている。https://t.co/QwMfVqlM2n pic.twitter.com/sN5MVjtGhN
— 【SEO研究所】サクラサクLABO (@sakurasakulabo) February 19, 2019
権威性のある発信者が評価される時代
Googleは近年ウェブ上で多く見られている偽情報が拡散されていく状況を食い止めそして情報がユーザーに正しく伝わるよう対策に乗り出しました。
偽情報へのGoogle対抗策の3つの柱
- サービス改善のために品質を測り続ける
- 偽情報を拡散させようとする悪意のある人たちを打ち消す
- 提供された情報に文脈を与える
(Googleより引用)
正しい情報か判断するためにGoogle検索やYoutubeでナレッジパネルや情報パネルで発信者に関する高度な事実が確認できることが挙げられています。
たとえば好きなアーティストを検索するとデスクトップ版なら検索結果画面の右側に表示されるプロフィール写真や個人に関する情報がこのナレッジパネルに当たります。ナレッジパネルには正確性の高いと判断された情報がGoogleにより表示されています。
このナレッジパネルは自動で生成されますがGoogleの認証を受けることで編集することができるようになります。
今後ナレッジパネルや情報パネルで発信者の権威性・専門性を判断される機会が増えることになるでしょう。
またYoutubeなどで使われるフィードバックボタンでのユーザーの評価も偽情報かどうかの判断に使われます。ユーザーから評価が極端に低いアカウントは今後Googleからの評価を下げることになるでしょう。